匂いでフローズンの味が変わるVRを体験してきた

Maker Faire Tokyo 2019に行った帰りに新宿に寄り道して「Tasted VR」を試してきたので思い出しがてら。

「VAQSO VR」という匂いを発生させるデバイスをVR HMDの下に取り付け、VRの映像とともにフローズンを飲むと、匂いに合わせて味が変わる体験が出来るらしい。

会場は新宿のカラオケ屋さんだったけど、普通に外でやっててびっくり。体験したときは直射日光が当たってなかったけど、外でもトラッキングちゃんと出来るのね。

普通に店頭で体験会してた。センサーが頑張って置いてある

機材はHTC Vive Proのカメラ部分にZed Miniというステレオカメラが取り付けられたもの。

本体下の付いている丸いのがVAQSO VR、手前にくっついてるのがZED Mini

VR HMDを覗くと目の前に女の子(このために作ったモデルらしい)が立っていて、コントローラーのトリガーを引くと女の子が持っている看板がそのとき選択しているフレーバーの絵に変わって、それに合わせた匂いがVAQSO VRから出てくる。その状態でフローズンを飲むと味も変わったように感じられるという仕組み。VR内のグラスのデザインもフレーバーに合わせて変化する。

ちなみに女の子はZED Miniから入力されたリアルタイムの映像空間に設置されているので、現実世界の中に立ってるように見える。道路の方を向いて体験したので、通行人の目が若干痛かった気がしなくもないけど、そんなことを気にしていてはVRで女の子といちゃいちゃとか出来ないのである

コントローラーに直接ドリンクホルダーが付いてるのが手作り感あって良い

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確かに味は変わった気がする

現実世界で渡されるのはちょっと甘いだけのフローズン。色も付いてない。

選べるフレーバーはイチゴ、レモン、メロン、ブルーハワイの4種類。VAQSO VRには匂いカートリッジのスロットが5つあるけど、1スロットだけカートリッジが外してあって、匂い無しの状態を体験するときに使ってるとのこと。

実際に匂いが出てきている状態でフローズンを飲むと、確かにフレーバーに合った味がしているように感じる。甘くなったり酸っぱくなったり、フレーバーを変えるとちゃんと感じる風味も変わっていく。個人的にはレモンが割と分かりやすかったかな。担当の人が言うには、人によってメロンとレモンで結構差が出るんだとか。

体験中に何となく風味が強く感じられるときと弱く感じられるときがあった。後から考えてみると、匂いをかぎながら飲んだときと何も考えずにずずーっと飲んだときで風味の感じ方が違ったのかなとも思ったけど、でも普通にご飯とか食べてるときも同じだから関係なさそう。

単純に私の嗅覚とか味覚の得意不得意みたいなやつなのか、フローズンを飲む前に匂いをかいでいた時間の長さ(脳を騙す準備が足りていたかどうか)とかによるものなのか、外だったから匂いが風に流されちゃったのか。何だったんだろう。

匂いを巧みに操ってもっと騙して欲しい

ほかのVRコンテンツをプレイしてもそうだけど、人間の感覚はわりとあっさりと騙される。VR HMDの場合は視覚と聴覚を主に使うけど、その2つだけでもすごい高いところにいる気がしたり、触られたような気がしたりする。

ここに嗅覚も使えるようになるともっと体験の質はあがるはずで、それはすごく楽しみ。VAQSO VRの場合はVR HMDの種類を問わず、あとからポン付け出来るのも良い。前側が重くなってしまうのがつらいところかな。今はカートリッジごとに匂いが決まってるけど、パラメーターをいじって自在に匂いが出せるようになるともっと色んな事が出来そうだし、きっとそういうデバイスを目指してるんだろうな。

抱きついた女の子の匂いがするコンテンツとか、銃を撃つと火薬の匂いがするコンテンツとかもあるけど、森の中で木の匂いがしてくるとか、潮の匂いを感じながら砂浜で海をぼーっと眺めるとか、自然の中でぼけーっとするコンテンツも癒やされそうなのでやってみたいな。

今回の体験会はもう終わってしまったけど、また多分あるでしょう。機会があれば試してみて。


あんまり関係ないけど、VAQSO VRって前はこんな半円型じゃなくて真っ直ぐ長方形なデバイスだったような気がするんだけどいつの間に変わったんだろう。あと、VAQSO VR本体の写真を撮るのを忘れてた。何しに行ったんだろ。

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